- 先輩:
- サプライヤー各社から、部品が送られてきて、ここでそれらを受入検査し、最終的な製品に組み立て完成させます。プラモデルの製作をイメージして頂くと分かりやすいかと思います。
- 後輩:
- 入社して間もない頃は、やはり覚えるのは大変でした。でも、先輩が丁寧にサポートしてくれるので……。
- 先輩:
- 彼は飲み込みが早いですよ。でも、私たちの担当している装置は、筐体の中に送液をするための配管があるため、熟練が必要なのは確かです。
- 後輩:
- そうですね。配管はまだちょっと自信がなくて……。
- 先輩:
- いつもと違って弱気だね(笑)。それは冗談として……。配管については私もしっかりと覚えるまでに半年くらい掛かったので、焦らず身に付けていってね。
- 後輩:
- 出入口を二重扉にして、虫などが建物内に入って来ないようにしている点には、感心しました。
- 先輩:
- 医療機器を扱っているので、衛生面や作業環境の清浄度にはとても気を遣っています。物品に触れる手の清潔さが厳しく求められたり、高機能の空気清浄機や加湿機、空調機で常に一定の環境を保ったりとか、……そういったことに対する要求水準はとても高いですね。でも、いくつかのルールに慣れてしまえば、とても快適に働ける職場だと思います。
- 後輩:
- 責任感が強くなったと思います。やはり、人の身体や生命に関わるものを作るからには、ミスは許されないことなので。
- 先輩:
- 私も入社当時は、ミスをしてはいけない、不良品を出してはいけない、といった「○○してはいけない」という思いでいっぱいでした。しかし、先日社内で紹介された英国のBBCニュースの映像の中で、私たちの製品がある難しい手術のために実際に使われ動いている姿を見て、「自分の作った装置が医療の現場で使われている」ということを目の当たりにし、だいぶ意識が変わってきました。最近は、「良い製品を送り出したい」という気持ちがまずあって、どんなに忙しいときもそれを忘れずにいたいな、と思っています。
- 先輩:
- この仕事に興味の抱ける人、ひとつひとつの作業をきちんと覚えて丁寧に仕事をしようという気持ちのある人、そして、きちんと挨拶のできる人。そういう人はぜひメテクに来てください。(後輩の方を向いて)君は?
- 後輩:
- 元気な人に来てほしいですね。メテクの先輩は優しくて、いろいろ教えてくれるので、最初はよくわからなくても心配ありませんよ!
- 先輩:
- ありがとう。今度、何か奢るからね(笑)